自己中心的生活のススメ
どうも、自分の魅力について絶賛迷子中の村根コネです。
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さて、自分の魅力がわかんなくなって、自信を思いっきり失っていたので、「自分とおしゃべり」することにした。
Q.この前の出来事が、なぜ自分を傷つけたのか?
そうして、考えている中でふと気づいたことがある。
それは「俺は、なんて自己中心的なんだ」ということ。
傷ついた理由はカンタン。
「すごい」とか「今日はありがとうございました」とか、そういう自分への賞賛を期待していたのに、その通りにならなかったから。
いや、正確に言えば、何人かは「今日はありがとうございました」って言ってくださったので、『自分が望むほどの賞賛が得られなかったから』というのが正解かな。
自分が望む賞賛とは、
「いや〜今日の研修最高でした!!受講して、一気に理解が進みました!!」
とか
「あんなにわかりやすい講習初めてです!!遠路はるばるお越しいただいた甲斐がありましたよ〜!!」
とか、こんな感じの笑
・・・
なんて自己中心的なんだ!!
やばいでしょ、コレ笑
勝手に周りの反応のハードルを自分で設定して、ハードルをくぐり抜けられると、悲しみに暮れて、「俺の魅力って一体…」としょんぼりする。
こいつは、やばすぎるぜ。
だけどね、この気づきが、新たな考えを教えてくれた。
その考えとは、「自分は、いつでも自己中心的」ということ。
自己啓発にハマっていた時、「自己中心的でいることは、悪だ」と教わってきた。
「周りの人間のために、目の前の人のために、生きていくことが、善であり、成功への近道だ」と教わってきた。
そして、ひたすら、笑顔を追求したり、良い言葉を遣ったり、人が喜ぶことをしたり、色々とやってきた。
だけど、なぜだか、自分の心の穴は埋まらなかった。
どこかで、「このままじゃダメだ」ってずっと思っていた。
言いようのない「違和感」を抱えていた。
その正体がわかった。
それはいみじくも、さっき書いた自己啓発の教えにあった。
「周りの人間のために、目の前の人のために、生きていくことが、善であり、成功への近道だ」
つまり、裏返せば、「自分が成功するため」に「他人を喜ばせる」ということ。
「自分が幸せになるため」に「目の前の人を大切にする」ということ。
つまり、自己啓発をやる理由は、めちゃくちゃ自己中心的な動機である。
にも関わらず、起こすべきアクションは、自分のことではなく、他人のこと。
これが、違和感の正体だった。
自己啓発とは、他者貢献という善意の仮面を被った、超絶な自己中心的な活動だったのだ。
となると、僕が苦しんでいたのがひどく滑稽に思えてくる。
一番の根底にある思いが超絶自己中心的であるにも関わらず、
「ああ。こんなに自己中心的な行動はダメだ!!」
と自分を批判しまくっていたのだ。
違うんだよ!!
自己中心的で、全然OKなんだよ!!
だって、そもそもの動機が自己中心的なんだからさ!!
こうして考えると、自分の行動のすべは自己中心的な動機に基づくと整理できる。
<行動> <本当の動機>
相手を褒める → いい人と思ってもらいたい
笑顔でいる → 素敵な人だと思ってもらいたい
部下を怒る → 自分のいいなりにすることで、自分が働きやすい環境を作りたい
面白いプレゼンをする → 面白かったと言ってもらいたい
人の悩みを聞く → あなたのお陰で助かったと言ってもらいたい
そして、これらの行動で問題なのは、自己中心的な動機の達成のためには、こちらの希望通りに相手がリアクションしなければならないということ。
これは、僕の研修の受講者の反応が僕の想定と違ったことで、僕の心が満たされなかったことからも明白だ。
でも、相手を思い通りにコントロールするなんて、絶対にできっこない。
ということは、自己中心的な動機により行動したにも関わらず、自己が満たされないということは往々にしてあるということでもある。
だったら、いっそのこと、他人に頼らなければ良い。
どうせ、自己啓発学ぼうが、学ぶまいが、人間は自己中心的なんだ。
いっそのこと、「自分は自己中心的だ」と割り切った方が早い。
「他人のため」とかいう、聞きごごちの良い隠れ蓑なんて、捨ててしまえ。
その上で、提案。
どうせ自己中心的に生きるのであれば、「他人のリアクションを前提」にしたようなめんどくさい行動する必要なんてない。
自分が「相手を褒めたい」と思ったら、褒めればいい。
「相手を怒りたい」と思えば、怒ればいい。
だけど、他人のリアクションには一切期待しない。
一切期待しない中で、本当にその行動がしたいのか??
これは、ものすごい大切な行動の指針になる。
相手を褒めても、相手が自分のことを好きになってくれない、もっと言えば、褒めたことによって嫌われるかもしれない。
たとえ、相手がどんなリアクションを取ろうが、そんなことは一切関係なく、相手を褒めたいのか。
こうやって、突き詰めると、
「あ、自分のこと好きになってくれないなら、褒めなくてもいいや」
ってなるかもしれない。
そうやって、自分の行動の一つ一つと向かい合い、他人のリアクション度外視で、自分自身が本当にやりたいことだけをやってみる。
これこそ、潔い自己中心的生活ではないかな。
今日、そうやって一日を過ごしてみたら、すごくラクだった。
自己中心でいいんだ。
ただ、相手に頼ることなく、自分の心は自分で満たそう。