誰にも何も提供できない自分はどうしたら良い?
こんばんは。
いつも記事は、書きながら考えるので、自分でも「あ〜そういう感情あったんだ」って、自分で発見したりすることが多々ある。
そういう意味でも、こうやって、自分の中でモヤモヤしている思いを吐き出してみるということは、結局誰のためでもない、自分のためになるのだと実感中。
さてさて、今日はね、きっと、すごく暗い記事になると書き終わる前から予測がついている笑
ずっと、自分の中で押し殺していた、ある思いについて、ふと文字に残したくなったからなんだけど。
きっと、自傷行為のような記事になるんだろうな。怖いなぁ。
でも、このタイミングも必然なんだと思う。
もしかしたら、めちゃくちゃ長くなるかもしれないし、終わって見たら、うまく言葉が出てこなくて、めっちゃ短いかもしれないけれど、よろしくお願いします。
まず、僕のことについて、今まであまり深く書いていなかったから、前情報として必要なことについて書いおくね。
・一昨年の8月に入籍して、去年の5月に結婚式を挙げました。
・今、奥さんのお腹の中には、新しい命が宿っていて、あと2ヶ月でパパになります。
客観的に文字に起こしてみると、めっちゃハッピーな状況であるにも関わらず、そんな中ネガティブな記事を書こうとするなんて、どんなけマゾなんだ自分笑
さてさて…
まず、最初に書いてしまうけれど、僕は友達がめちゃくちゃ少ない。
昔の記事を読んでくださった方は、「僕は社会人なりたてのころ勢いがあって…」ということを書いていたから、「??」となってしまうかもしれないけど、ここは僕もずっと見て見ぬ振りをしていた大きな事実の一つだった。
僕は、高校受験や大学受験、就職試験、いずれの履歴書にも、自分の長所として「社交的」、「すぐに仲良くなれる」といういうようなことを書いていた記憶がある。
でも、実際には、高校に入った時には、中学校の時の同級生とだけ2年くらい連んでいたし、大学では友達はほとんどできず、家で一人でいることが多かった。
だけど、不思議なことに、社交的でコミュニケーション能力が高い、という自己評価は変わることなく持ち続けていた。
少し遠回りになるけれど、僕は小学校の時は、完全にクラスの中心だった。
みんなが、僕の存在に注目していて、「今度はどんな面白いことをしてくれるだろう」みたいな感じで、期待の目で見てくれていた。
だから、そういうような小学校の時に身につけた自己評価を変わらずに持っていたんだね。
高校、大学あたりは、「ちくしょ〜、話さえすることができたら、みんな俺の面白さに気づいて、すぐに中心人物になれるのにな〜」って思っていた。
「話すきっかけが、何故だか自分にだけ巡ってこない」って思ってたんだ。
(本当は、そうやって待っている時点で、社交的ではないんだよね。)
そして、そういう時に、天の恵みの如く、学年の中心人物と会話をする機会が降ってきたりする。
こういう機会は、そう滅多にあるものではないため、僕は全力でぶつかっていく。
「どうだ!俺、めっちゃ面白いだろ!!だから、仲間になってやってもいいぜ!」
そんな、気持ちを持っていた。
すると、「お前、めっちゃ面白いな〜!地味だし、いつも真面目な感じだから、全然知らなかったぜ〜」とかなんとか、言ってくれる人が多くいたのも事実だ。
「よっし!これで、学年の中心グループの仲間入り♪」
って心の中でガッツポーズを取るんだけれど、それっきり何もない。
そうして、またいつもの日常に戻る。
これを何度も繰り返していた。
「どうしてだろう」っていつも思っていた。
結局、僕は、大学生の最も記憶に残るイベントの一つであろう「卒業旅行」に行くことができなかった。
否、一緒に行く仲間がいなかったんだ。
社会人になる時に、「絶対に人生巻き返そう」って思った。
そして、運よく同じ職場では、年齢の近い先輩が多く、そして外回りが多い仕事だったこともあり、必然的に一日のうち1、2時間は車の中で話をすることができる環境だった。
そうすると、僕は先輩方とも仲良くなれ、そしてその勢いで、イケイケなキャラクターに復活することができた。(小学校以来!!??)
でも、そうなれたのは、自分の力ではなく、強制的に話をすることができる「外回り」っていう環境が揃っていたからなんだよね。
それに、今は、その先輩方とも疎遠になっていることを考えると、あの時の縁は一時的なもので、職場を離れてでも繋ぎ止めるだけの魅力が自分にはなかったってことだよね。
それに、僕がイケイケでいることができたのは、職場のメンバーの中だけだった。
僕には、同期入社の人たちが80名くらいいて、4月は2週間くらい研修を受けるシステムになっている。
だけど、ここでも僕は、一人だった。
みんながはじめましての状況からスタートするのに、2日目、3日目になると、みんな友達を作っている。
お昼ご飯を一緒に食べるようなっている。
僕は、それが苦痛で、お昼のチャイムがなると、いの一番で研修会場を飛び出し、公園で一人でコンビニおにぎりをほうばっていた。
実を言えば、前に文句を垂れ流していた、自己啓発家の勉強会でも同じようなことだった。
結局、気がつけば、一人になっている。
会社の飲み会だってそう。
最初は、席が決まっているから、周りの人と会話ができるけど、後半になって席移動が始まると、一人になる。
会社でのレクリエーションに参加して、いろいろな年代の人たちと交流を深めても、いつも僕以外のみんなが仲良くなって、僕だけ取り残されている。
書いていて、めちゃくちゃ悲しくなってきたけれど、本当にずっとこんな感じだった。
だから、余計に「一期一会。出会いを大切にしなきゃ。」って思いが強くなっていた。
そうすると、初対面の時にいかに自分の存在をアピールするか、みたいになってしまう。
「この大勢の中で、埋もれちゃダメだ。埋もれないように、何か面白いことを。。」
っていつも体ガチガチに力入れて挑んで、結局仲間できなくて、苦しんでいた。
どんどん、どんどん、その一回にかけるエネルギーが大きくなり、それと比例するようにから回っていた。
そんな僕が、本当に幸運なことに、ご縁に恵まれ、結婚することができた。
本当に奥さんには、心から感謝している。
そして僕は、奥さんとの結婚を機に、今まで書いたような自分の人生に気づくことになる。
ずっと、怖くて、見て見ぬ振りをしていたんだね。
おまじないのように「俺は社交的だ」って思いつづけることで、真実を見ないようにしていた。
だけど、それはもう無理だった。
何故なら、「結婚式」があったから。
結婚式では、友達を呼ばなきゃいけない。
それに、自己紹介プロフィール動画も上映しなきゃいけない。
辛かった。
逃げたかった。
だけど、奥さんを悲しませたくなかった。
すごい苦痛だったけれど、なんとか友達という友達を呼んで、式を終えることができた。
その安心感からか、僕は、またそんな自分に蓋をしはじめていた。
でも、今日、また出てきたんだ。
今日は、奥さんとイベントに行った。
町おこしで、若者たちが行っている食のイベントだった。
僕は、そのイベントの中で、死ぬほど苦しい気持ちを味わった。
僕よりも若い子たちが、一生懸命運営をしている姿。
そこを楽しそうに走り回る、運営の人たちの子供たち。
お客さんもみんな楽しそうで、運営の人たちと仲良く話をしていたりした。
「俺には、こんなイベントをする仲間がいない。」
「今度、生まれてくる子供を、こんなふうに誰かと遊ばせてやれるだろうか。」
「どうして、俺は、屋台の人たちに話かけることもできないんだろうか。」
そして、何より俺は、
「自分だけ、ここのイベントの中で浮いてしまっている。」
って思ってしまった。
みんなオシャレで、雰囲気があって、輝くような笑顔をしているのに、、、
なんで、なんで、なんで、
俺は、こんなに卑屈なんだろう?
なんで、頑張っても頑張っても、うまくいかないんだろう?
本当に自信がないんだ。
誰かと仲間になるためには、自分には「何か」が提供できなきゃいけないって、いつの頃からか思ってしまっているんだ。
でも、俺は受け取るだけで、何にも、誰にも提供することができない。
なんの特技もない。
割り切って、俺は受け取るだけの存在って思えればいいのかなぁ。
そもそも、そんなこといちいち考えずに、毎日楽しんでいた小学校時代は、本当に素敵だったんだな。
自己啓発書では治せなかった、俺のこの深い穴を、どうやったら埋めることができるのかなぁ。。
生まれてくる子供のためにも、俺はここで、本当に変わりたいんだ。
いや、絶対に変わってみせる。